本記事はこんな方にオススメです。
- 物が減らせなくて困っている
- ものを減らしたいけど何から手をつけて良いかわからない
- 実際にものを減らすことができた人の体験談を聞きたい
- 断捨離を始めたけどなかなか進まなくて困っている
ものって今後使うかもしれない、もったいないなどの考えからなかなか「捨てる」という行動に移すことが出来ないですよね。
私たち夫婦も以前は捨てることが苦手だったため、とってもわかります。
しかしそんな私たちですが、時間をかけていろいろなものを断捨離していくことに成功し、
今では自分たちが必要なものだけを身の回りに置いた、スッキリとした生活を送ることが出来ています。
しかし、簡単に言ってるように聞こえますが、夫婦二人の生活のため、満足のいく量まで減らすのには2年以上かかったんですよね。
しかし、2年もかけて断捨離なんてしたくないと思いますので、そんな経験の中から得た、
断捨離を効率よくするための基準、順番を今回は書かせていただきます。
本記事を参考にしていただけたら、今まで捨てられなかったものが捨てられるようになるかもしれません。
本記事の前に少しだけ自己紹介をさせていただきますね。

- 30代
- 夫婦二人暮らし
- 元衣料品販売員
- ミニマリスト
上記は我が家の写真です。
もともとある程度のものは持っていましたが、試行錯誤をしながら自分達に必要なものだけ揃えるようにした結果、
部屋をかなりスッキリとした空間にすることが出来ました。
本記事はそんな体験をもとに書かせていただきますので、ひとつの意見として参考にしてみて下さいね。
それではどうそ。
断捨離の効率良い方法|「なくす基準」を決める

まず「なくす基準」です。
基準が決まってないと「余計なものまで捨ててしまう」、「全然捨てられない」
など断捨離が効率よく進まなくなる可能性が高くなるため、しっかり決めていきたいところですね。
以下は私たち夫婦がもうけた基準です。
使用していない期間を基準に
実際に断捨離を進めてみて一番効果的だったのが「期間を基準にする」でした。
というのも、ものを手放せない大きな理由のひとつが「まだ使うかもしれない(もったいない)」なんですよね。
当時モリモリになっていた我が家の洋服たちを例にお話します。
この洋服たちは「まだ使いそう」「気に入って買ったやつだし」など、それっぽい理由をつけてほとんど捨てることが出来ませんでした。
そこで妻のエリーさんと以下のような会話をくり広げたのですが

まだ使いそうっていつ使うの?



えーっと今度…。



今度っていつ?この服着てるの半年は見てないけど。



…たしかに。(なに、そのポーズ)



半年以上着てない服ってもう着ない可能性の方が高いんじゃあないのー?



でも気に入って買ったしなぁ…。



えぇい!使用していない期間を基準にせよ!
こんな風に妻のエリーさんと話し合いをしたんですよね。
それが「使用していない期間」でした。捨てる、捨てないの基準が曖昧だったのです。
そこで思い切って捨てる基準を「半年以上使っていないもの」に設定。
実際、半年以上使っていないものってこれからもほとんど使わないのですが、あれこれ理由をつけて取ってありましたが、
我が家では該当するものを全部一気に処分してやりました。
このように、捨てられないものを捨てれるようにするために「使用していない期間」という基準を設けて判断する方法は効果的です。



もちろん人によっては1年でも3ヶ月でも良いと思います。大事なのは曖昧な基準を設けないことだと思います。
代わりが効くか
次の捨てる基準は「代わりが効くか」です。
皆さんのご自宅にあるものには、たとえば利便性や安心感など何かしらの意味があるのではないでしょうか。
そういったものたちは、無くなったら不便、不安に感じてしまいますよね。
我が家がテレビを無くした例だと、代わりにプロジェクターで映像を見れるように、パソコンでテレビ番組を見たりなど”代わりが効くか”ということを確認した上で処分しました。


参考記事【ニトリのロールスクリーンカーテンをプロジェクターに】
もし確認をしなかった場合は無くなってスッキリしたものの、後でいろいろ困ってしまいそうですよね。
このように、無くして困らないように、「代わりが効くか」ということを考えながら進めていくことも必要です。
「これで代用できそう!」という考えが浮かんだら、処分を検討してみましょう。
存在する意味があるか
ひとつ前のお話で「代わりが効くか」といった内容を書きましたが、意味がないと感じたものに関してはそく「捨てる」「売る」ことをオススメします。
なぜかというと、意味がないものはあればあるほど思考、空間、行動を邪魔するからです。
たとえば、玄関にほとんど使用していない靴がいくつか置いてあったとすると
- 誰か来た時にしまう、移動させる
- 普段から空間が狭くなる
- 玄関の掃除がしずらい
いろんな意味での邪魔がありますよね。
このようにものは存在すればするほど思考、空間、行動の邪魔をしてしまうことが多いです。
それを回避するためにも、意味がないと思ったものは勢いでゴミ箱に入れる、リサイクルショップに売るなどしていきたいところですね。



断捨離は勢いも大事です。減らしていくといろいろスッキリしていきますよ。
存在することのデメリットが大きい
「あると便利だと思っていたけど、存在することでデメリットもあるのでは?」
という考えも大事です。
たとえば、以前食器棚を持っていたのですが、以下の理由で無くしました。
- 掃除がしずらい
- 地震の時に危ない
- 場所をとる
- 引越しの時に面倒
もちろんあると便利ではあるのですが、デメリットも結構ありますよね。
また、先ほど書いた「代わりが効くか」の項目と重なりますが、我が家は食器棚がなくてもシンク下を活用できる状態でした。


そのため、便利さとデメリットを比べた時にデメリットの方が大きかったためなくすことにしました。
このように、「便利だから」と当たり前に使っているものでも、存在することで何かしらのデメリットもあるのです。
そこに目を向け、「存在することのデメリットが大きい」と感じたら捨てることも視野に入れてみては。
プレゼントは”思い”をもらっている
「人からもらったもの」ってなかなか捨てづらいですよね。
その理由は「人の思いが詰まっているから」、「思い出のものだから」などです。
しかし、人がものをくれる時は
人を喜ばせたいなどの”思い”をプレゼントに乗せているのであって、ものはその思いを届けるための”手段”
と、私は考えます。
そのため、結婚祝い、出産祝い、誕生日プレゼントなど、その思いをしっかり受け止めて心の中にしまいましょう。



写真で保存するのも良いですね
そして、
ものはもらった時点で相手のものではなくて自分のものになります。
そのため、人からもらって捨てづらいものでもしっかり向き合い、不要と思ったら捨てるべきです。
断捨離の効率良い方法|「なくす順番」を決める


次に、私たち夫婦が実際にものをなくしていく中で大事だと感じた「順番」について書いていきます。
簡単なもの、小さいものから
簡単かつ、小さいものから始めるのをオススメします。
理由は二つありまして
- 小さなものは捨てやすいので、断捨離の感覚をつかんでいける
- 大きなものは手間がかかる
断捨離はなかなか時間がかかり、慣れないとなかなか物が捨てられません。
そのため、まずは小さなものを整理しながら自分の捨てる基準と向き合い、慣れてきたら大きいものをドーンと無くしていくのがオススメです。



小さいものは捨てやすいですよね。
空間ごとに取り掛かる
「とりあえずどんどんものを無くしていけー」も良いですが、減らす空間を決めて取り掛かると効率的です。
なぜなら、あれこれ手を出してしまうと判断がブレてしまうことが多いからです。
単純に疲れるってのもありますね。
たとえば我が家は「今日は引き出しの中身」、「明日は本棚」など分けて行いました。



これにより「それぞれの空間でベストな状態は?」という判断もしやすくなりました。
売るよりも捨てるから
売るのと捨てるのはものの大きさにもよりますが、捨てる方が簡単なことが多いです。
たとえば洋服はリサイクルショップやメルカリなどに出す方法も良いですが、手間がかかりますよね。
ものによっては状態が悪く一枚数円にしかならないので、それなら捨ててしまった方がコスパが良いです。
そのため、
- 捨てれるものをまず捨てる
- 残った価値のありそうなものは売りに出す
この順番でおこなうと効率よく断捨離ができます。



私も、もったいないという考えを捨てて、価値のなさそうなものはどんどん捨てていきました。
断捨離の効率良い方法|めんどうなら業者で一気になくす
ここまで色々説明してきましたが、捨てるにしろ、売るにしろ手間はかかりますよね。
そのため、「無くして後悔をしてもいい」「ものを取りあえず減らしたい」と言う方は、
業者さんにお願いして一気になくすのもひとつの手です。
最近、両親が業者を利用して不要な家電や家具を一気に撤去してもらいました。
軽トラにつめるだけ詰めて持っていってもらう方法です。
お金はかかりますが、一気にものを減らす方法としては一番ラクな方法ですね。
参考にしてみて下さい。↓
さいごに
いかかでしたでしょうか?
今回は夫婦二人で断捨離をしてきた経験から、断捨離の「基準」と「順番」について書かせていただきました。
断捨離をすることは「自分たちに合った暮らしはどんな暮らしなのか」と、見つめ直す事ができる機会でもあり、
私たち夫婦の暮らしの充実に繋がっていきました。
本記事が少しでも読んでいただいた方の参考になりますように。
それではまた。
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