本記事はこんな方にオススメです。
- 物が減らせなくて困っている
- ものを減らしたいけど何から手をつけて良いかわからない
- 実際にものを減らすことができた人の体験談を聞きたい
- 断捨離を始めたけどなかなか進まなくて困っている
- 断捨離のコツを知りたい
ものって今後使うかもしれない、もったいないなどの考えからなかなか「捨てる」という行動に移すことが出来ないですよね。
私たち夫婦も以前は捨てることが苦手だったため、とってもわかります。
しかしそんな私たちですが、時間をかけていろいろなものを断捨離していくことに成功し、今では自分たちが必要なものだけを身の回りに置いた、スッキリとした生活を送ることが出来ています。
しかし、簡単に言ってるように聞こえるかもしれませんが、満足のいく量まで減らすのには2年以上かかったんですよね。
でも2年もかけて断捨離なんてしたくないと思いますので、そんな経験の中から得た断捨離を効率よくするための基準、順番を今回は書いていきます。
本記事を参考にしていただけたら、今まで捨てられなかったものが捨てられるようになるかもしれません。
本記事の前に少しだけ自己紹介をさせていただきますね。
上記は我が家の写真です。
もともとある程度のものは持っていましたが、試行錯誤をしながら自分達に必要なものだけ揃えるようにした結果、部屋をかなりスッキリとした空間にすることが出来ました。
本記事はそんな体験をもとに書かせていただきますので、ひとつの意見として参考にしてみて下さいね。
それではどうそ。
断捨離のコツ、効率良い方法|「基準」を意識する

まず「なくす基準」です。
基準が決まってないと「余計なものまで捨ててしまう」、「全然捨てられない」など断捨離が効率よく進まなくなる可能性が高くなるため、しっかり決めていきたいところですね。
これから書いていくないようは私たち夫婦がもうけた基準です。
使用していない期間を基準に
実際に断捨離を進めてみて一番効果的だったのが「期間を基準にする」でした。
というのも、ものを手放せない大きな理由のひとつが「まだ使うかもしれない(もったいない)」なんですよね。
当時モリモリになっていた我が家の洋服たちを例にお話します。
持っていた洋服たちは「まだ使いそう」「気に入って買ったやつだし」など、それっぽい理由をつけてほとんど捨てることが出来ませんでした。
しかし、捨てる基準を「半年以上使っていないもの」に設定してみたところ、ほとんどが基準に当てはまるものばかりだったんですよね。
そこで「必要だったらまた購入すれば良い」と考えて該当するものを全部処分していきました。(シーズン外のものは除く)
そして我が家の場合は捨ててみて困ることはほとんどありませんでした。
このように、捨てられないものを捨てれるようにするために「使用していない期間」という基準を設けて判断する方法は効果的だと感じます。

もちろん人によっては1年でも3ヶ月でも良いと思います。大事なのは基準を設けること。
代わりが効くか


次の捨てる基準は「代わりが効くか」です。
なぜなら、代わりがないと不安や不便につながってしまうからです。
たとえば、我が家がテレビを無くした例だと、「代わりにプロジェクターで映像を見れるようする」、「パソコンでテレビを見る」など、”代わりが効くか”ということを確認した上で処分しました。
参考記事【ニトリのロールスクリーンカーテンをプロジェクターに】
もし確認をしなかった場合は色々不便になり、後で困ってしまうかもしれませんよね。
このように、無くして困らないように、「代わりが効くか」ということを考えながら進めていくことも必要です。
「これで代用できそう!」という考えが浮かんだら、処分を検討してみましょう。
存在する意味があるか
ひとつ前のお話で「代わりが効くか」といった内容を書きましたが、意味がないと感じたものに関してはすぐに「捨てる」「売る」ことをオススメします。
なぜかというと、意味がないものはあればあるほど思考、空間、行動を邪魔するからです。
たとえば、玄関にほとんど使用していない靴がいくつか置いてあったとすると
- 誰か来た時にしまう、移動させる
- 普段から空間が狭くなる
- 玄関の掃除がしずらい
いろんな意味での邪魔がありますよね。
このようにものは存在すればするほど思考、空間、行動の邪魔をしてしまうことが多いです。
それを回避するためにも、意味がないと思ったものは勢いでゴミ箱に入れる、リサイクルショップ、ネットで売るなどしていきたいところですね。



断捨離は勢いも大事です。
存在することのデメリットが大きい
「あると便利だと思っていたけど、存在することでデメリットもあるのでは?」という考えも大事です。
たとえば、我が家では以前食器棚を持っていたのですが、以下の理由で無くしました。
- 掃除がしずらい
- 地震の時に危ない
- 場所をとる
- 引越しの時に面倒
もちろんあると便利ではあるのですが、デメリットも結構ありますよね。
また、先ほど書いた「代わりが効くか」の項目と重なりますが、我が家は食器棚がなくてもシンク下を活用できる状態でした。


そのため、便利さとデメリットを比べた時にデメリットの方が大きかったためなくすことにしました。
このように、「便利だから」と当たり前に使っているものでも、存在することで何かしらのデメリットもあるのです。
そこに目を向け、「存在することのデメリットが大きいと感じたら捨てる」と言うのも基準の一つとして考えるのもオススメです。
プレゼントは”思い”をもらっている
「人からもらったもの」ってなかなか捨てづらいですよね。
その理由は「人の思いが詰まっているから」、「思い出のものだから」などです。
しかし、人がものをくれる時は
人を喜ばせたいなどの”思い”をプレゼントに乗せているのであって、ものはその思いを届けるための”手段”
と、私は考えます。
そのため、結婚祝い、出産祝い、誕生日プレゼントなど、その思いをしっかり受け止めて心の中にしまいましょう。



写真で保存するのも良いですね
そして、
ものはもらった時点で相手のものではなくて自分のものになります。
そのため、人からもらって捨てづらいものでもしっかり向き合い、不要と思ったら捨てるべきです。
断捨離のコツ、効率良い方法|「なくす順番」を決める


次に、私たち夫婦が実際にものをなくしていく中で大事だと感じた「順番」について書いていきます。
簡単なもの、小さいものから
簡単かつ、小さいものから始めるのをオススメします。
理由は二つありまして
- 小さなものは捨てやすいので、断捨離の感覚をつかんでいける
- 大きなものは手間がかかる
断捨離はなかなか時間がかかり、慣れないとなかなか物が捨てられません。
そのため、まずは小さなものを整理しながら自分の捨てる基準と向き合い、慣れてきたら大きいものをドーンと無くしていくのがオススメです。



小さいものは単純に捨てやすいです。
空間ごとに取り掛かる
「とりあえずどんどんものを無くしていく」でも良いですが、減らす空間を決めて取り掛かると効率的です。
なぜなら、あれこれ手を出してしまうと判断がブレてしまうことが多いからです。
単純に疲れるってのもありますね。
たとえば我が家は「今日は引き出しの中身」、「明日は本棚」など分けて行いました。



これにより「それぞれの空間でベストな状態は?」という判断もしやすくなりました。
売るよりも捨てるから
売るのと捨てるのはものの大きさにもよりますが、捨てる方が簡単なことが多いです。
たとえば洋服はリサイクルショップやメルカリなどに出す方法も良いですが、手間がかかりますよね。
ものによっては状態が悪く一枚数円にしかならないので、それなら捨ててしまった方がコスパが良いです。
そのため、
- 捨てれるものをまず捨てる
- 残った価値のありそうなものは売りに出す
この順番でおこなうと効率よく断捨離ができます。



私も、もったいないという考えを捨てて、価値のなさそうなものはどんどん捨てていきました。
断捨離の効率良い方法|めんどうなら業者で一気になくす
ここまで色々説明してきましたが、捨てるにしろ、売るにしろ手間はかかりますよね。
そのため、「無くして後悔をしてもいい」「ものを取りあえず減らしたい」と言う方は、業者さんにお願いして一気になくすのもひとつの手です。
最近、両親が業者を利用して不要な家電や家具を一気に撤去してもらいました。
軽トラにつめるだけ詰めて持っていってもらう方法です。
お金はかかりますが、一気にものを減らす方法としては一番ラクな方法ですね。
参考にしてみて下さい。↓
さいごに
今回は夫婦二人で断捨離をしてきた経験から、断捨離の「基準」と「順番」について書かせていただきました。
基準
- 使用していない期間を定めて捨てる
- 代わりが効くかどうか
- 存在する意味があるか
- あることでデメリットがあるか
- プレゼントは”思い”をもらっている
順番
- 簡単なもの小さななモノから捨てる
- 空間ごとに取り掛かる
- 売るよりも捨てるから
断捨離はただモノが減るだけでなく、「自分たちに必要なモノは何か」と、身の回りを見つめ直す事ができる良い機会でもあります。
本記事が少しでも役に立ち、読んでいただいた方の身の回りがスッキリできたら嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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