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本記事はこんな方にオススメです。
- 断捨離が何から手をつけて良いかわからない
- 断捨離のやり方をまとめて知りたい
- 断捨離の効率の良い順番が知りたい
「使うかもしれない」「もったいない」「懐かしい」「後悔するかも」など…
様々な考えや気持ちがあるため、いざ断捨離を始めてもスムーズにものが減っていかないんですよね。
ものが多すぎて何から手をつけて良いかもわからない…。
エリ夫(@erishusband)と言います。私も以前は捨てることが超苦手だったため、とてもわかります。
そんな私ですが、部屋の中にある約1,000点のモノの断捨離に成功しました。
断捨離後の今は、スッキリでシンプルな暮らしが継続できるようになり、本当にやってよかったと感じています。
しかし、実を言うと、断捨離が終わったと言えるまでに2年以上かかったんですよね。
「そんなに時間をかけなくても出来たでしょ」と今では思います(笑)。
というのも、行き当たりばったり、その時の気分で動いていたため、スムーズに進まなかったんですよね。
改めて振り返ると、「基準」をブラさず、「順番」通りに進めさえすれば、大幅に時間を短縮できたと確信しています。
というわけで、今回は私の体験をもとに、断捨離を効率よく行うための「基準」と「順番」を初心者向けに書いていきます。
迷いなく、スムーズに断捨離を進めていくコツがわかり、部屋をスッキリした居心地の良い空間に変えられますよ。
それではどうぞ!
断捨離のやり方を初心者向けに解説|「順番」通りに進める
断捨離をする際にどこから取り掛かるか、何から始めるかの「順番」を決めることは大事です。
なぜなら、順番を決めずに始めてしまうと、あれこれ手をつけてしまい、非効率になる可能性があるからです。
断捨離とは、ただ捨てるだけでなく、ものと向き合い自分にとって何が必要かを見つめ直す時間だと感じています。
一つ一つ解決していくためにも、「順番」を決めて効率よく断捨離を行なっていきましょう。
以下が、実際に今も行なっている、効率よく進められる「順番」です。
- 断捨離する箱(収納)を決める
- 目標を決める
- 時間を確保する
- 「いる・いらない」BOXを作る
- 空間ごと、小さい収納から終わらせる
①断捨離する箱(収納)を決める
まずはどこの箱(収納)を断捨離していくかを決めましょう。
一気に多くの箇所を断捨離するのは時間と労力が必要です。
「一カ所をやりきる」と決めて短期集中がベストですよ。
たとえば、「今日はクローゼットの中」「明日はキッチン」などですね。
でも、広すぎる、ものが多すぎるため一日で終わらない。
そんな場合は、「キッチンの中のお皿だけ」のように、さらに範囲を狭める方法もおすすめです。
決められないのであれば、まずは自分の財布の中身、カバンの中身のように、自分に近い距離にある小さなものから取り掛かってみましょう。
小さなものは比較的捨てやすいため、断捨離のコツを掴むのにちょうど良いですよ。
②目標を決める
断捨離する箱を決めたら、次は目標です。
何となく減らすだけだと、気持ちがブレてしまいあれもこれも捨てられない、と停滞してしまうことも…。
たとえば、以下のような目標はいかがでしょうか。
- 収納BOXを2つ空にする
- 今持っている量の半分以下にする
- 余白ができる量まで減らす
- 好きなものだけ残す(不要なものは全捨て)
断捨離の目標設定は人それぞれのため参考程度に。
一つ注意点があります。
それは、大きすぎる目標は自分を苦しめてしまうこともある、ということ。
実際にやってみて、無理なら目標を下げるなど、臨機応変に動いていきましょう。
目標は「楽しく」断捨離ができる範囲に設定しましょうね!
③時間を確保する
時間の確保はとっても大事。
時間が足りず、中途半端になり、翌日以降に持ち越した場合どうでしょうか?
ただでさえ面倒な断捨離。やる気がなくなってしまいそうです。
決めた時間内で完結できるように、時間を確保しましょう。
できれば1~2日など、長くまとまった時間を作るのがベスト。
私が昔やったのは朝9時から始め16時までに終わらせる方法です。
テンションを上げるために、一日中音楽をかけながら断捨離しましたね。(amazon musicにある「おでかけポップス」が個人的に好み!)
そして、お昼は豪華にデリバリーピザを頼みました(笑)。
イベントのように楽しみながら取り掛かりましょう!
④「いる・いらない」BOXを作る
仕分けする前に「いる・いらない」BOXを作ると整理がしやすくなり、作業効率が上がります。
後先考えずに床に広げていくと、家族に迷惑をかけたり、途方もなく感じてしまったり、断捨離の効率が悪くなる可能性があります。
断捨離に取り掛かる前に、仕分けができる状態にしていきましょう。
⑤空間ごと、小さい収納から1点単位で終わらせる
減らす空間を決めたら、取り掛かるのは「その場所だけ」にするのが最も効率的な方法です。
あれこれ手を出してしまうと判断がブレてしまうことが多いからです。
単純に疲れるという理由もありますね(笑)。
クローゼットと決めたのなら、ひたすらクローゼットと向き合いましょう。
断捨離する箱を決めた後の取り掛かり方のコツは、小さな収納から1点単位で見ること。
理由は以下2つです。
- 小さな収納を捨てないと大きな収納を捨てられない
- 小さなものは単純に捨てやすい
例えば、クローゼットに入っている大量のカバンを選別する場合に、以下のようになりませんか?
「ファスナーの中から懐かしいものが出てきた」
「カバンの中のポーチに思い出の品が入っていた」
ついつい寄り道をしてしまうんですよね(笑)。
このように、大きな収納(今回はカバン)から見てしまうと、選別が止まってしまうのです。
そのため、一番小さな収納から片付けていきましょう。
今回の場合は以下の手順が理想です。
- ファスナー、ポケット、ポーチの中を全部出す
- それぞれ入っていたものを選別する
- (できればポーチの中、本体も選別する)
- 他のカバンも同様に選別
- 空になったカバンを選別する
全てのカバンの中身を空にした後に、本体の断捨離の判断をする良いフェーズ(⑤番目)に入ります。
こうすれば、純粋にカバンだけを見て「いる・いらない」の判断ができますよね。
つまり、「1点単位になるまで収納の中身を出し切り全て選別する」ということです。
この順番で断捨離を進めれば、不要なものを残らず減らしていけます。
小さなものは単純に捨てやすく、断捨離の進めやすさもありますよ。
以上が断捨離の順番でした!
つづいて、実際に取り掛かる前に、押さえておくべきポイントも紹介しておきます。
- 最後にやった方が良いジャンル(時間がかかるもの)
- 売るよりまず「捨てる」
【実体験】最後にやった方が良いジャンル(時間がかかるもの)
これまで部屋中のものを断捨離してきた経験から、以下は最後にやった方が良いと感じたものです。
- 洋服(服、靴、バッグ)
- 本
- 食器
- 思い出の品(アルバム)
洋服、本、食器は「売れるかも」「まだ使うかも」「読むかも」という考えが出やすいアイテム。
「売る」と決めても、端に避けておくだけになるため、瞬発的に部屋がスッキリしないんですよね。
そのため、最後に一気にやっつける方法がおすすめです。
また、アルバムなどの思い出の品はどうしても眺めてしまうんですよね…、懐かしいー!って。
予想上に時間がかかる可能性があるため、こちらも後回しにして取り掛かるのが得策です。
売るよりまず「捨てる」
売るより捨てる方が圧倒的に簡単です。
たとえば、洋服をリサイクルショップやフリマで売る場合、手間がかかりますよね。
中には1枚数十円にしかならないアイテムもあるため、捨てた方がコスパが良い場合もあります。
そのため、以下の順番で行うと効率よく断捨離ができますよ。
- まず、捨てられるものを「捨てるBOX」に
- 残ったものは売りに出すか、あとで考える
さらに「売れるかもBOX」を作っておくと仕分けがしやすいですよ。
断捨離のやり方を初心者向けに解説|捨てる「基準」をぶらさない
効率よく断捨離を行う上で大切なことが捨てる「基準」です。
なぜなら、基準が定まっていないと「本当はいらないのに残す」「捨てるかどうか全く判断ができない」などに陥る可能性があるからです。
つまり、基準がなければ正しい判断ができないということです。
基準をもとに考えていけば、時間をかけずに簡単に断捨離ができますよ。
以下は、私が実際に体験して必要と感じた「判断基準」です。質問に答えながら断捨離を進めてくださいね。
- 持っている意味ある?
- 1年使っていないけどその理由は?
- 代わりあるけど必要なの?
- 捨てて後悔しない?
持っている意味ある?
持っている理由が出てこないものはすぐに「捨てる」「売る」べきです。
なぜかというと、意味がないものはあればあるほど思考、空間、行動を邪魔するからです。
たとえば、玄関に使用していない靴が置いてある場合、以下のように邪魔でしかありません。
- 誰か来た時にしまう、移動させる
- 匂いを放つ
- 空間が狭くなる
- 玄関の掃除がしずらい
家にただ置いてあるだけで空間の邪魔をしているアイテムはないですか?
持っている意味がないものは「即処分」でいきましょう!
- 冷蔵庫に貼る水のトラブルシール、本当に何枚もいる?
- 使っていない電池はなんで取っているの?
- ハサミ3つ持っているのはなぜ?
- ビニール傘多すぎない?
- 一度来て気に入らなかった服、いつまで置いておくの?
- 使わない説明書、なんで取っているの?
- 調味料、いつから使ってない?賞味期限も切れてない?
上記はあくまで一例。改めて向き合うと本当に必要なものは少ないハズですよ。
1年使っていないけどその理由は?
いざ捨てようとしても、「まだ使える」「気に入って買ったから」と、捨てられない。
そんな時は、自分に質問してみてください。
1年間使っていないアイテムは本当に必要?その理由は?
納得のいく答えが出るのであれば、捨てずに取っておいても問題ないでしょう。
しかし、理由が出てこないアイテムの方が多いはず。
なぜなら、1年という長い月日の間で、1度も使っていないからです。
逆に、使っていない理由はすぐ出てくるかもしれませんね。
- 趣味ではない
- 飽きた
- 使いづらい
以前、私も1年以上使っていない洋服を引っ張り出し、床に並べたことがありました。
見渡してみると、穴が空いたり、よれたりしています。着ても気分は上がらないと思いましたね。
それなのに取っておく理由はなんでしょうか?
答えは「思いつかない=取っておく必要はない」でした。
必要だったらまた購入すれば良い、と全て処分(売ったり捨てたり)してやりましたよ。
実際、後悔したり、書い直した洋服は1着もありませんでした。
1年という期間は4シーズンの動きを見れるため、後悔せずに捨てられるおすすめの期間です!
代わりになるものはある?
次の捨てる基準は「代わりが効くか」です。
なぜなら、代わりがないと不安や不便につながってしまうからです。
不便になってしまうなら捨ててはダメです。
たとえば、私がテレビを処分した時は、「映画やアニメはプロジェクターで見れるからOK」、と”代わりが効くか”を確認した上で処分しました。
参考記事【ニトリのロールスクリーンカーテンをプロジェクターに】
確認をしなかった場合は不便になり、後に困っていたかもしれません。
このように、無くして困らないように、「代わりが効くか」を考えながら断捨離を進めていくことも必要です。
用途が重複しているアイテムも結構あるものです。
「これで代用できそう!」という考えがあるのであれば、処分を検討してみましょう。
捨てて後悔しない?
捨てて後悔しないかの判断基準は以下です。これらのものは捨てたら後悔するかもしれないため、判断は慎重に。
- 生活で必要なもの
- 緊急時にないと困るもの
- 捨てて暮らしが貧しくなるもの
- 形見やお守り
自分で納得して断捨離さえすれば、捨てて後悔することはほどんどありません。
詳しくは以下記事で紹介してます。参考にしてください。
■関連記事|【これはやりすぎ?】ミニマリストが捨てて後悔した7つのもの
ジャンル別の断捨離の方法
洋服の断捨離
※執筆中
食器の断捨離
本の断捨離
収納BOXの中身
※執筆中
断捨離の効率良い方法|めんどうなら業者で一気になくす
これまで色々説明してきましたが、捨てるにしろ、売るにしろ手間はかかりますよね。
「ものを取りあえず減らしたい」と言う方は、業者さんに頼んで一気に処分するのもひとつの手です。
最近、両親が業者を利用して不要な家電や家具を一気に撤去してもらいました。
軽トラにつめるだけ詰めて持っていってもらう方法です。
料金は詰め放題で一律8,500円でした。(地域、担当者によって価格はそれぞれです。)
お金はかかりますが、一気にものを減らす方法としては一番ラクな方法ですよ。
以下の「くらしのマーケット」を利用しました。参考にして下さいね。↓
初心者向け断捨離のやり方「Q &A」
断捨離すると運気が上がるって本当?
ものが少ないと部屋が整い、運気が下がると言われている現象を取り除くことができると感じています。
- ものが多い
- 部屋が整理されていない
- キッチンが汚い
- トイレが汚い(ものが多い)
ものが少ないと管理がしやすくなるため、日常でのちょっとしたストレスも減ります。整った部屋は居心地の良さにも繋がりますよ。
いっぽう、ものが多いと管理がしづらい、湿気が溜まりやすい、必要なものが探せないなど、デメリットが多いです。
個人的な意見ですが、ものを減らすことが人の行動に良い影響を与えると感じていますよ。
それが「運気が上がる」とも言えるのかもしれません。
断捨離の不思議な効果とは?
私は今の家に引っ越してくるまで、古い家にコンプレックスを感じていました。
しかし、断捨離をして必要なものだけに囲まれた暮らしをするようになってからは、逆に古い家のことが好きになったんですよね。
「断捨離は人の考えを180°変化させる」、そのくらい不思議な効果をもっていると体感しました。
断捨離の目的は人それぞれだと思いますが、マイナスではなくプラスの効果が多いと感じていますよ。
■関連記事|私が古い家にコンプレックス・ストレスを感じなくなったワケ
断捨離することによる弊害ってあるの?
断捨離ってものが減っていく快感があるんですよね。
それが病みつきになり「ものを捨てることが目的化」すると、本当に必要なものまで捨ててしまう可能性があります。
結果、生活が苦しくなる、毎日がつまらなくなることも…。
断捨離は、自分にとって何が必要かを考えながら、もの一つ一つと向き合う時間。
捨てることが目的にならないように、楽しみながら断捨離していきましょう。
■参考記事|ミニマリストの末路が悲惨と言われていまう理由
さいごに
今回は『断捨離のやり方を初心者向けに解説|基準をぶらさず順番通りに行うべし!』を書かせていただきました。
断捨離の順番
- 整理する箱(収納)を決める
- 目標を決める
- 時間を確保する
- 「いる・いらない」BOXを作る
- 空間ごと、小さい収納から終わらせる
断捨離の基準
- 持っている意味ある?
- 1年使っていないけどその理由は?
- 代わりあるけど必要なの?
- 捨てて後悔しない?
断捨離はただモノが減るだけでなく、「自分たちに必要なモノは何か」と、身の回りを見つめ直す事ができる良い機会でもあります。
本記事が少しでも役に立ち、読んでいただいた方の身の回りがスッキリできたら嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
■関連記事
>>居心地の良い家の原因は日々の行動から来ている|いつでも人を呼べるような家にするためには
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