
家族と一緒に暮らすとものが増えていき困っている。そして、なかなかものが捨てられずに困っている。
本記事ではそんな悩みを解決できる記事です。
- ものが少ない生活に憧れるけど、捨てれないものがたくさんある
- 余計なものがないスッキリとした部屋にしたい
- 家族のものが多くて困っている
- 捨てたいものがあるけど判断に困っている
家にあるものって「大切なもの」「あると便利」「昔はすごく気に入っていた」などの理由で、なかなか処分ができないんですよね。
さらに二人以上で暮らすとなると、ものの管理が難しくなり余計に捨てずらくなります。



私たち夫婦も以前はそうだったので、すごくよくわかります。
特に夫の私はものを処分することにかなりの抵抗があり、なかなかものが捨てられませんでした。
しかし、妻が「家にあるものを見直したい」と言い始めたのがきっかけで、一つ一つのものと向き合うようになり、多くのものを処分することになりました。
今ではものが少ないスッキリとした生活を送ることができて満足しています。
今回はそんな我が家の「捨てて良かったもの」を紹介していこうと思います。
本記事内ではどのような経緯で捨てたのかを具体的に書いていますので
「ものを買う際、捨てる際の判断基準のひとつ」
として参考にしてみて下さい。
それではどうぞ!
【部屋だけでなく心もスッキリ】ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの


それでは、私たち夫婦がミニマリスト生活をしていく中で「捨てて良かったもの」を紹介していきます。
- テレビ
- 食器棚
- 炊飯器
- トースター
- 電気ケトル
- 着ていない洋服
- 洋服収納棚
順番に説明していきますね。
ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの【テレビ】


テレビは一番の「捨てて良かったもの」です。
捨てた理由の一つとして「部屋をスッキリさせたい」というのもありましたが、
「不要な情報に触れる機会を減らしたかった」というのが一番の気持ちでした。
以前は「家に帰ったらとりあえずリモコンでスイッチをオン」ということが当たり前でしたし、何よりテレビが好きでした。



月9からのスマスマからのあいのり…(古い)
しかし、テレビをつけてると楽しい番組もありますが、不要な情報も多いなとも感じるようになったんですよね。
たとえば「〇〇が不倫」、「〇〇で人身事件」など。
これらは別に知らなくてもほとんど問題がないニュースですが目にすると、



こんなことがあったんだ。怖いなぁ、嫌だなぁ… 。
のようにネガティブな気持ちになりながらついつい見続けてしまうんですよね。
人はポジティブな情報よりネガティブな情報に注目して、優先的に信じたり、記憶に残したりする傾向(ネガティブバイアス)があるそうです。(外部サイトから引用)
テレビはその心理を利用し、ネガティブなニュースを意図的に流していることが多いんですね。
なぜかというと、その方が視聴率が取れるから。



もちろん必要な情報も流れてると思いますが、視聴率操作に偏った内容が多いのは事実です。
私自身もテレビを流していると、気づけばネガティブな感情にコントロールされてしまっていることが多かったため、
テレビから出てくる不要な情報を自分たちから離した方が良さそうだな。
と考えました。
そこで思い切ってテレビを処分することにしたのです。
実際に無くしてみて、今はそういった不要な情報に触れる機会が減って良かったと感じています。



スマホでも同じことが言えるので注意したいところですね。
- 不要な情報に触れる機会を減らせた
- 空間がスッキリした
- 掃除が簡単になった
- 代わりにプロジェクターで映画を見るのが楽しみになった
また、テレビを無くした代わりにプロジェクターを導入したため、映画を今まで以上に楽しむこともできています。
参考にしてみて下さい↓
>>【無くして良かった】テレビを無くしてプロジェクターに変えて良かったこと
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ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの【食器棚】


食器棚も捨ててよかったですね。
上の写真の家電に加えて食器や食料の備蓄など全てこの棚にまとめていました。
当時、食器棚は



一家に一台必要なものだ!
と勝手に決めつけていたのですが、いざ「本当に必要なのか」と考えてみたときに、様々なデメリットがあることに気づいたんですよね。
具体的には
- 場所をとりキッチンが狭くなる
- 地震時に危ない
- 掃除がしづらい
など。
もちろんお皿をたくさん収納できる便利さもありますが、そもそも食器棚を使用するほどのお皿やものを持たないだろうなということもあり、
「我が家には必要ないから処分しよう」となりました。



知人がもらってくれました、助かる。
実際に無くしてみて2年近く経ちますが、「食器棚があった方が良かった」と感じたことは一度もありません。
デメリットを解消できたので満足しかないですね。
引越しをして住む家は変わりましたが、現在のキッチンです。↓


- 地震時の心配がかなり減った
- 掃除がラクになった
- コードのグチャグチャがなくなった
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ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの【炊飯器】


炊飯器も無くして良かったものの一つです。
当初は「本体の掃除がめんどくさい、コードの処理がめんどくさい」のように悩んでいました。
そこで浮上してきた考えが、炊飯鍋で代用できないかということ。
炊飯鍋は基本的に炊飯器と使い方は同じで、水を入れて火にかけるだけです。





炊飯器と比べて劣る点は「スイッチを入れて出かけることができない」「タイマーがかけれない」ですね。
炊飯鍋は自動でお米は炊けませんが、「特定の場所にしまえて、コードの掃除、本体の掃除の手間がなくなる」というメリットがあります。
両者を比較して悩んだ結果、炊飯器を捨てて炊飯鍋を導入することにしました。
キッチン周りがかなりスッキリしましたし、美味しくご飯を炊けるので、無くして満足しています。



キッチン周りをスッキリさせたことで料理もしやすくなりました!
- 炊飯器周りの衛生面を気にしなくて良くなった
- コード周りがスッキリした
- 掃除がラクになった
- ご飯が美味しくなった
炊飯鍋に興味がある方は、キッチンを紹介している記事で書いているので参考にしてみて下さい。↓
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ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの【トースター】


我が家ではトースターも処分しました。
トースターも炊飯器同様便利ではあるのですが、別に無くても生活ができるんですよね。



パンくずの掃除や、コードの処理がめんどくさい…。
というのも処分を考えた理由ですが、
一番の理由が”使わない日の方が多い”でした。
毎日使っているならまだ良いですが、たまにしか使わない&使ってもほとんど食パンのみ。
それなのに場所をとっているし、掃除もめんどくさい。
そう考えた時に「なくても良いな」と判断し、捨てることにしました。



知人がもらってくれました。
また、トースターの代わりにガスコンロの魚焼きグリルを使用するようになりました。
我が家の場合は片面グリルなので、トースターと比べ少し時間はかかるデメリットもありますが、
コンセントがなくなりスッキリし、掃除の手間もなくなったので良かったと感じています。
- パンくずの掃除がラクになった
- 空間がスッキリした
- コードのグチャグチャがなくなった
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ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの【電気ケトル】


電気ケトルも捨てて良かったアイテムです。
電気ケトルは簡単かつスピーディーにお湯を沸かすことができるので便利なのですが、用途が「お湯を沸かすことのみ」なんですよね。
それなのにコードをつないで常に置いておかなければいけないし、洗いづらいため衛生面も気になります。
そんなことを悩んでいたので処分をすることにしました。
そして実際に処分してみて
あった方が便利だと思っていたけどなくても全然問題ないな
と、感じました。



コンセントがついた家電は、あればあるほど管理が面倒になるのでむしろなくして正解!
- コード周りのグチャグチャを無くせた
- 空間をスッキリできた
- 衛生面を気にしなくて良くなった
また、お湯がすぐ必要なときに困るかなと思っていましたが、雪平なべで十分代わりが効いているので、問題はありません。(やかんの代わりみたいなものですね。)
アルミ素材で熱伝導が良いのですぐにお湯が沸き、収納もしやすいため、変えて良かったと感じています。
詳しくはこちらの記事の中で紹介しています。↓
>>湯こぼれが気にならない雪平鍋「ペリカン雪平鍋」のレビュー
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ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの【着ていない洋服】


続いての捨てて良かったものは「着ていない洋服」です。
以前の私たちは、週に買わない日はないくらいの洋服大好き人間で、毎月の大半の出費が洋服でした。
ほぼテンションだけで購入をし、すぐ飽きてしまうため、1回しか着ていないような服もたくさんありましたね。



そんなことを繰り返していたため、着なくなった服たちがクローゼットをブクブクに肥やしていました。
そんな浪費生活をしていましたが、少しづつ洋服を減らしていくことにしました。
そして、洋服を減らしていく途中で一つのことに気づいたんですよね。
「おしゃれな格好をしたい」ではなく「おしゃれに見られたい」から洋服を集めていた。
言い換えると、「本当は必要としていないけど他人の目を気にして買っていた」ということです。
これに気づいた時に



なんてバカバカしいことをしていたんだろう。
と思いましたね。
それからは、クローゼットの中にある洋服たちは「ほとんど必要ないものばかり」と感じるようになり、どんどん減らしていきました。
今では「自分が必要だと思う服だけ着たい」という考えに変わり、最低限の洋服の量から増えることはなくなりました。



自分が持っているものの量をコントロールできることって「ラクなんだな」とも感じます。
- 洋服選びに迷わなくて良い
- クローゼットがスッキリする
- 洋服にかけるお金が減り節約になった
- 気持ちがラクになった
洋服収納も書いてますので、気になる方は参考にしてみてください。↓
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ミニマリスト夫婦が捨ててよかったもの【洋服収納棚】


これは捨てて良かったというよりかは、「買って失敗した」よりのお話になります。
クローゼットを毎回開け閉めして洋服を取り出すのが面倒臭いと感じていたため、
「洋服屋さんのように常に並んでいる状態にすれば良い」と考え、以前は洋服用の棚を置いていました。
(これに加えてクローゼットにも服がモリモリある状態です。)
当時は「可愛い」、「使いやすい」などテンションが上がっていましたが、しばらくしたら



これ邪魔だね
となっていました。笑
なぜなら、取り出しやすくはなったのですが、こんな感じにデメリットがたくさんあるんですよね。
- 掃除の手間がかかる
- 場所を取る
- 見た目がごちゃごちゃする
- 収納場所を設けるとさらにものが増える
そのため、購入してからかなりの短期間で捨てました。(家具屋さんへ売却)



勢いで買って失敗したダメな例です。笑
ものを買うときは「必要」と「欲しい」を見極めないと、このように買ってすぐ使わなくなることが多いと感じます。
また、
「ものを収納するためにものを買う」という行為は、空間が狭くなり余計にものが管理しずらくなる
ことを体感しました。
ミニマリストしぶさんの本の中でも「収納に入れるもの=隠したいもの」と書かれていますね。(手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法より)
収納ケースを買ってしまうとものを隠してしまい、結局管理ができなくなる可能性が高いため気をつけた方が良いと感じます。



まずは減らすことを第一に考えるべきですね。
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まとめ|ものが少ないとラクです
今の世の中、どんどん便利なアイテムが出てきて、お金さえ出せば簡単に手に入りますよね。
しかし、「便利」だけで購入しても「必要」と感じなければ最終的には使わなくなり、結果不便に感じたりすることもあります。
私たちも「欲しい気持ちが先行して実はそんなに必要ではなかった」と感じたものがたくさんあり、今回のように手放していきました。
今では自分たちに本当に必要なものだけを身の回りにおいたことで、思考や行動がシンプルになり、
以前より無理のないラクな生活を送ることができています。
今回紹介したものは、あくまで私たち夫婦が捨てて良かったものなので、全ての方に当てはまらないと思いますが、
本記事が”ものと向き合うきっかけ”になれば嬉しいです。
それではまた。
■関連記事
>>夫婦でミニマリストになって良かったと感じたこと【12個もありました】




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