「ミニマリストってデメリットあるの?」
「ミニマリストのデメリットが知りたい」
こんな悩みを解決します。
・ミニマリストに憧れているけど、デメリットが気になる
・自分がミニマリストに向いているか知りたい
・ミニマリストが良いと思えないから、デメリットを知りたい
以前と比べて、ミニマリストという言葉が聞き馴染みのある言葉になってきましたね。
私たち夫婦も「不要なものを減らし自分たちに本当に必要なものだけを厳選する」というミニマリストの生活を2,3年前から行ってきました。
しかし、「ミニマリスト」と言われて良いイメージを持つ方もいれば、悪いイメージを持つ方もいますよね。
たとえば「見た目はスッキリしているかもしれないけど、実際にものが少なすぎて困ることもあるんじゃないの?」のような疑問など。
たしかに、ミニマリストになって良かったとは感じていますが、「実際にやってみないとわからなかったデメリット」もたくさん体験してきました。
そこで今回は、実際に私たち夫婦が「ミニマリストになって感じたデメリット」を紹介していきます。

デメリットを知った上でミニマリストがいいなと思った方は、少しずつ取り組んでみるのもいいですね。
またメリットについてまとめた記事はこちらで書いています。↓
>>夫婦でミニマリストになって感じたこと【12個もありました】
本編の前に少しだけ自己紹介をさせていただきます。


- 夫婦二人暮らし
- 元アパレル店員(洋服好き)
- 過去に散財癖あり
- 今は必要最小限のシンプル生活
私たちはこのような「自分たちにとって必要性低減のもので過ごす」、いわゆるミニマリストと言われる生活を夫婦でしていまして、
もともとが洋服が大好きで散財癖があり、ものが多かった我が家でしたが、今ではこれだけあれば十分と言える物の量で生活ができています。
そんな経験をもとに本記事を書いていますので、参考にしていただけたらと存じます。
それでは、少し寄り道してしまいましたが本編へいきますね。
ミニマリストのデメリット


私たち夫婦がミニマリストの生活をして感じたデメリットはこちらです。
これらは実際に物が少なくなってから気づいたことがほとんどでした。
それぞれ順番に説明していきますね。(それぞれタップすると飛べます)
【ミニマリストのデメリット】慎重になりすぎて物が簡単に買えない
ミニマリストになってデメリットだなと感じたのが「慎重になりすぎて物が簡単に買えない」です。
私たちが考えるミニマリズムは「自分の身の周りのあらゆるものを”本当に必要なのか”と考え、自分に合った最適な量まで減らしていくこと」なのですが、
その考えを持った上で新たな物を購入しようすると、「本当に必要なのか」と長い時間を使用して考えることが以前と比べて増えてしまい、ものが簡単に買えなくなってしまいました。



優柔不断になってしまうということですね。
しかし、これは途中の経験で必要だとも感じます。
なぜなら、一つのものに対して本当に必要なのかと考える時間は、「自分が必要としていることは何か」と考える時間につながるからです。
これを続けていくと自分の中に「これは自分に合っている」というインデックス(引き出し)が溜まっていき、最終的には自分が必要なものが素早く選べるようになっていくのではと感じます。
実際に私たち夫婦もミニマリストの生活を始めた当初は、ものを減らすことに必死になってしまい、ものが増えることに躊躇をしてしまった時期がありましたが、
ものを必要最低限の量まで減らし、自分たちに必要なものの厳選を繰り返していくうちに、「必要かどうか」「好きか嫌いか」の判断が早くなっていき、今では長く悩むことが少なくなりました。
そのため、「慎重になりすぎて物が簡単に買えない」というデメリットは、ものを厳選する過程で通らなければならない道で、デメリットではあるけれど最終的にはメリットに変わるのだと感じています。
【ミニマリストのデメリット】客人を呼ぶときに物が足りない時がある


家の中のものを必要最低限にすると、「来客がきた時にものが足りない」というデメリットも感じました。
特に注意すべきは食器ですね。
もともとのは必要な分しか食器を用意していなかったた為、来客時にきついシーンが何度もありました。笑
そのため、急な来客がきても大丈夫なように食器の数を増やしました。



知人を食事で招き入れることが頻繁にある方は減らしすぎも禁物です。
食器の数などキッチンについてまとめた記事はこちら。↓
【ミニマリストのデメリット】客人が落ち着かない、くつろげないことがある


ミニマリストでデメリットと感じた3つ目は、「客人が落ち着かない、くつろげないこともある」です。
我が家にはテレビがなく座卓が畳の上にあるくらいで一般的な家庭よりものが少ないとは思いますが、実際にそれが落ち着かないと言った友人もいました。(正直者ですね笑)
正直、自分たちの部屋なので自分たちが満足すればそれで良いとは思いますが、誰かが来た時に居心地が悪くなってしまうのは、おもてなし精神を大切にする私たち夫婦の気持ちが許せません。笑
そのため我が家の場合は、畳でくつろいで欲しいなという思いから座布団を常備したり、退屈になってきたらプロジェクターで映像を見るようにしています。




ロールスクリーンカーテンはテレビとは違って場所を取らないため、スッキリを維持できています。
>>【ニトリのドルフィン】プロジェクタースクリーンにもなるカーテン



人それぞれではありますが、来客が来た時にくつろげるようなグッズは家にあると良いかもしれませんね。
【ミニマリストのデメリット】防音性が低くなる
家具やものには音を吸収してくれる、防音の効果があることを知っていますか?
自信満々にそんな質問をしていますが、私たちはものを減らすまでそれを知りませんでした。(お恥ずかしい…)
実際に食器棚やテレビなど大きめのものを減らしていった結果、防音性が少し低くなったのかなと感じています。
具体的には、ものを減らす以前と比べて隣人の物音が気になるようになりました。
今までは大きな家電家具が音を吸収していてくれたのに対して、吸収できるものが減ったからだと感じます。
(これはあくまで我が家での話なので、住む家によって異なってくるとは思います。)



ただ、全然生活に支障がレベルではないのでご安心を。
【ミニマリストのデメリット】冬寒い
物が少ないと熱がこもりにくくなるため、室内の気温が上がりにくいんですよね。
そのため物が少ないフローリングの部屋では、多い部屋と比べて寒さを感じました。
寒さで体調を崩してしまっては元も子もないので、暖房器具を買うなど自分たちの生活に必要なものは持ちましょう。



電気代もミニマムにしようとすると体調を崩してしまうため、気をつけましょうね。
メリットの存在が大きいから続けてます。


これまでデメリットを紹介してきましたが、おそらく



こんなにデメリットあるのになんで続けてるの???
と思った方が多いのではないでしょうか?
しかし、デメリットがある中でも私たち夫婦はミニマリスト生活を続けています。
その理由は
デメリットよりメリットの存在が圧倒的に大きいからです。
本編でも少し触れましたが、私たち夫婦が考えるミニマリストとは
自分の身の周りのあらゆるものを”本当に必要なのか”と考え、自分に合った最適な量まで減らしていくことです。
これを続けていくことにより部屋がスッキリするだけでなく、自分たちの生活の満足に繋がっているのを体感しています。
そして今では”本当に自分たちに必要なもの”が取捨選択できるようになっていきました。
メリットの存在がデメリットより大きいため、ミニマリスト生活を続けているのです。
夫婦でミニマリスト生活を行ってみて感じたメリットもまとめていますので、参考にしてみてください。↓
>>夫婦でミニマリストになって感じたこと【12個もありました】
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したデメリットを見て、下記のように思えたならあなたはミニマリストに向いているかもしれません。
- これくらいのデメリットなら気にならない
- 全然デメリットと思わない
- それよりメリットの方が気になる
また、「こんなにデメリットが多いのは嫌だ」という方も、”もの向き合って厳選していく”という行動が与えてくれるメリットはとても大きいので、小さなことでも良いので少しずつ試してみるも良いかもしれないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。
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