記事内に広告を含む場合があります。
当サイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。
しかし、虚偽や誇大な宣伝などは行なっていませんので、ご安心してご利用ください。
「押し入れの襖を外す予定だけど管理方法などが知りたい」
「押し入れの襖を外すとデメリットってあるの?」
「押し入れの襖を外すことによって実際に感じたメリットは?」
このような悩みや疑問を解決します。
- ふすまを外した時のメリットデメリットが知りたい
- 押し入れ収納に興味がある
- 実際にふすまを外して生活をしている人の意見が聞きたい
- 押し入れのふすまを外して広く使ってみたい
下の写真は現在築40年以上の賃貸で暮らしている我が家の押し入れです。

最初はふすまを外すことに対して「なんとなく大変そう、面倒臭い」のようなマイナスのイメージを持っていました。
しかし、思い切って襖を外してみたところ「こんな良いことがあるんだ」のようにメリットに感じることがたくさん出できたんですよね。

ただ、そのいっぽうで「これはちょっと困ったな」とデメリットに感じた点もいくつか出現。
そして、これらを総合して感じたことは、
暮らしの満足度がかなり上がった!押し入れの襖を外して良かった!
です。
理由は「デメリットもあるが、それを超えるメリットがたくさんあるから」です。

今では押し入れに対する愛が溢れておりますよ。
今回は、そんな押し入れの襖を外した「メリット、デメリット」を紹介していきたいと思います。
我が家の紹介という一例ではありますが、実際の使用イメージが湧くように写真付きで紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
それではどうぞー。


押し入れの襖を外すことで感じたメリット
まずは押し入れの襖を外して感じたメリットから紹介していきます。
メリットは以下の7つ。
- 空間が広く感じられる
- 生活の動線が良くなる
- 収納がしやすくなる
- 押し入れの中を綺麗に保てるようになる
- マルチに利用することができる
- 家の中から見える木の面積が広くなる
- インテリアとして楽しめる
それぞれ順番に説明していきますね。
空間が広く感じられる


まず一つ目のメリットは「空間が広く感じられる」です。
我が家の場合だと押し入れを開放したことにより、6畳の部屋に加えて『押し入れ2畳』の奥行きが加わました。
つまり、合計8畳分の空間を一体として使えるようになったということです。
それにより、通常の6畳使いと比べて空間を広く感じるようになりました。



たかが二畳の空間と思うかもしれませんが、体感での広さはけっこう変わってきます。
しかし、注意しないといけないのが収納を詰め込んでしまうこと。
なぜなら、襖を外しても中身がギッシリ詰まっているとせっかくできた空間がなくなってしまうからです。
そうならないように我が家が気をつけていることが、モノを最小限にして押し入れの空間に余白を持たすこと。
収納に余力を持たすことで圧迫感を感じない、スッキリとした空間になるように心がけています。



個人的には天袋(最上段)に何も置かないようにしていることがポイント。
生活の動線が良くなる


つづいては「生活の動線が良くなる」です。
理由は簡単で、「ふすまを開けて閉める」という動作がなくなったから。
モノを隠せるという利点がある襖ですが、動線の観点で考えると正直「開けて閉める」という行動が一つ邪魔なんですよね。(つまり動線が悪いということ)
動線とは?
動線とは人間が動く経路を線で示したもの。「動線が悪い状態」とは、たとえば真っ直ぐ歩きたくても巨大なモノが前に置いてあり避けて歩くなど、歩きづらい状態のことを指します。
いっぽう、モノがなくなれば何も考えずに真っ直ぐ歩くことができるため「動線が良い状態」と言えます。
実際に襖が無くなった状態で生活をしていると、毎日の動きがかなりスムーズになったと感じています。(=生活の動線が良くなった)



動線の良し悪しは日々の小さなストレスに関係してくるため、個人的には大事な要素だと感じます。
収納がしやすくなる
三つ目は「収納がしやすくなる」です。
なぜなら『これはここに置くと取り出しやすいな』という考えを多くのモノに適用しやすくなったからです。
襖がないことにより空間を気にせず自分が使いやすい場所にモノを収納できるため、あるときと比べて収納がしやすくなったと感じています。



使いやすさを一番に収納を考えることができるようになりました。
押し入れの中を綺麗に保てるようになった


襖を開けてからは押し入れ内を綺麗に保てるようになりました。
なぜなら、押し入れと部屋を同じ空間として一体で利用するようになったからです。
以前、扉で仕切られたクローゼットを使っていた時は、表面的に綺麗になっていれば問題ないという考えになってしまい、中の状態なんて大して気にしていなかったんですよね。
そんな状態だと、もちろん収納内はほこりまみれになります。笑



当時はなかなかズボラでしたー。
しかし、襖を外した生活をするようになるとほこりが嫌でも目につくようになり、床掃除のついでに押し入れ内も掃除するようになりました。
個人の意識の差もあるかもしれませんが、収納を開放したことで押し入れを含めた部屋全体を清潔に保てるようになったと感じています。



畳はほうきで掃いて、押し入れもついでにササっと。
マルチに利用することができる


マルチな使い方ができるようになったこともメリットの一つ。
なぜなら襖を外すことで部屋と同一空間でモノを扱えるようになったからです。
それにより、我が家の場合だと以下のように使うことができるようになりました。
- 作業机として
- スピーカーを置いて音を反響させる
- ブックスタンドを置いて本棚のように
- つっぱり棒を使ってハンガー収納に
このように襖という仕切りを外しただけで押し入れの用途が増えました。



その中でも作業机は一番のお気に入り。
家の中の木の面積が広くなる


「木の面積が増えた」ことは良かったことの一つです。
木の面積が増えるだけで、ほっと一息つけるような、そんな落ち着いた空間に変わると感じています。
押し入れは古くから存在しているものが多いため、同時に木もいい感じに歳を取っているんですよね。
それがまたいい味を出してくれるのです。



好き嫌いはあると思いますが、個人的には木の古い雰囲気がたまらなく好きですね。
参考程度に、我が家の押し入れでは突っ張り棒を使って服をハンギングしています。↓
インテリアとして楽しめる


紹介する最後のメリットは「インテリアとして楽しめる」です。
少し自分語りになってしまうかもしれませんが、押し入れは日本の「古き良き」を表現してくれる存在の一つだと感じています。
そんな押し入れの枠に自分たちが本当に必要だと感じて、好いているものをコレクションのように並べていく。
そうしていくうちに収納としての役割だけでなく、インテリアのような感覚で楽しめるようになっていきました。



見せる収納は『①見た目が綺麗になる②モノの管理もできる』で一石二鳥です。


押し入れの襖を外すことで感じたデメリット
次は押し入れのふすまを外して困ったことです。
- 押し入れ内にほこりが舞いやすい
- 襖をしまう場所がない
- 見た目がゴチャゴチャして見える
押し入れ内にほこりが舞やすい
部屋と一体化して使っている押し入れは以前と比べてほこりが舞いやすくなったと感じますね。
なぜなら、仕切りがないと普段の生活で生じたほこりが押し入れの空間にまで届くからです。
しかし、我が家の場合仕切りがない分掃除もしやすくなったため、部屋の掃除のついでに押し入れ内も見るようになりました。
そのため、以前は放ったらかしだったクローゼットと比べて収納スペースを清潔を保てるようになったと感じています。



デメリットであるけども捉え方によってはメリットかもしれません。
襖の置き場所に困る
「襖の置き場所がない」これは一番最初に困ったことでした。
私が投稿しているインスタグラムでも「押し入れの襖を外すのは良いけど置き場所は?」のような質問をちらほら受けるため、同じように困っている方も多いのでは。
我が家の場合は襖を押し入れの中に立てかける形で保管をしました。


ブックスタンドを設置し、ある程度の力を加えても倒れないように固定をしています。
※100%安全とは言えない保管方法のため、マネされる方は自己責任でお願いします。



できれば処分したかったのですが、我が家は賃貸のためこの方法に落ち着きました。
実際に一年と半年過ごしてみて困ったことは起きていないため、今のところ保管方法に問題はないと感じています。
ただ、ずっと横にしていると湿気などで変形をしてしまう可能性を考えているため、定期的にチェックはしています。(↓少し前のチェックの投稿)
参考程度にその他考えた保管方法、置き場所を挙げておきますね。
- 天袋の上に横にして保管(我が家はサイズが合わず出来ませんでした…)
- 他の部屋でカバーをかけて保管
- 大家さんに相談して処分する(今後取り壊し予定の賃貸とかなら相談次第で出来るかも…)



襖は割と場所を取るため、保管場所は悩むポイントの一つですね。
見た目がゴチャゴチャしてしまう


3つ目は「見た目がゴチャゴチャしてしまう」です。
これは引越してきた当初の写真。



なかなかのゴチャつきですね。
襖という仕切りでごまかせていた収納も、開放してしまうと一気に見た目がゴチャゴチャに…。
このように、押し入れの襖を外すとモノが取り出しやすくなるいっぽう、中身が丸見え状態になるというデメリットがあるのです。
我が家では「この見た目をなんとかしたい」と思い、自分たちの持ち物が「本当に必要なモノ」だけになるように厳選をしていきました。


1年ほどかかりましたが今ではある程度スッキリし、利便性の高い状態で押し入れを使うことができています。



時間はかかりましたがモノを減らして良かったです!


「押し入れの襖を外す」Q &A
さいごに
以上が『押し入れのふすまを取り外すとどうなる!?|実際に感じたメリット、デメリット』でした。
メリットの方が数も多く、デメリットは実際に生活に支障をきたすようなレベルではないのでほとんど気になっていません。
そのため、冒頭でもお伝えした通り個人的には「ふすまを外して大正解!良かった!」と感じており、今では押し入れの魅力にどっぷり浸かっています。
近頃では古い賃貸やマンションの押し入れはリノベーションされ、新築の収納は北欧風に建てられることが多いため、押し入れの存在自体少なくなっています。
それでも本記事を読んでいただいたあなたが少しでも「押し入れの収納っていいな」と感じ、古い賃貸や昔ながらの物件に興味を持っていただけたらとっても嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。


■関連記事






COMMENT